接着剤の製品タイプから選ぶ

[2020/05/20 更新]


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用途:
ガラスやプラスチックなどの透明部材同士、あるいはこれらと金属などの他の部材の  
接着に使います。きれいで、透明、そして色が付かない仕上がりになります。

硬化:
UV光を照射すると迅速に硬化します。塗布した接着剤全体にUV光をあてる必要が 
あります。可視光ライトで硬化する製品もありますが硬化はかなり遅くなります。
UV硬化に加えて別の硬化機能(嫌気性硬化や水分効果)を併せ持つデュアルキュア
製品もあります。


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用途:
ゴム、プラスチック、金属、木材の接着。小部材や高速移動の生産ラインに最適。   

硬化:
接着面に吸着している水分を利用して硬化します。


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用途:
構造部材の接着、モーターの磁石の接着、ポッティング、コーティング、封止。
接着力が強く、硬化前の粘度のバリエーションが広いのが特徴です。

硬化:
レジンと硬化剤の2液を混合すると硬化します。室温で硬化しますが、加熱すると硬化 
が速くなります。


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用途:
構造部材の接着、ハンダ付けろう付けの置換え、冷却機の組立て、ポッティング、
コーティング、封止など。接着力が強く、耐環境性が高いのが特徴です。

硬化:
硬化には加熱が必要です。通常100℃以上のオーブンを使います。         
※ IH(誘導加熱)は加熱効率が良いので硬化速度が短くなります。


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用途:
構造部材、複合材、プラスチック、ガラス、磁石やフェライトの接着。航空機の補修  
などにも使え接着力が強いのが特徴です。 

硬化:
 - 1液性(非混合タイプ)で硬化開始剤(Initiator)と共に使うタイプ
 - 2液性(混合タイプ)、硬化速度を加速する硬化促進剤も使えるタイプ      


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用途:
FRPやCFRPなどの複合材の接着に向いており、剥がれに強く、耐衝撃性や耐熱性に 
も優れています。金属や木材、プラスチックの接着にも使え、ポッティング、カプセル 
封止にも使えます。
硬化:
レジンと硬化剤の2液を混ぜると硬化します。


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用途:
薄い材料の接着に向いており、硬化後の柔軟性が極めて高く、硬化時の収縮が少ない 
点に特徴があります。高柔軟性、低収縮が必要なポッティングやシーリングに最適です。
通常のエポキシ系接着剤よりも接着力は小さめです。
硬化:
MSポリマーは1液性で、塗布した状態でそのまま硬化します。改良エポキシはレジ 
ンと硬化剤を混合すると硬化します。


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用途:
ねじロック、パイプシール、緩み止め、ガスケットなどに使います。あとで外すことを 
前提にして、異なる接着力のグレードを選べます。あとで外さない前提の接着が強い 
ものも用意しています。 
硬化:
鉄や銅などの金属表面で酸素が無くなると硬化します。

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